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ツツジの葉が汚い、害虫と病気

公開日 2021年10月31日
更新日 2024年6月15日

庭のツツジを観察していると、どうも葉が汚い。

葉が一面緑ではなく、かすれて白くなっている。また、食害に合っているような部分も多い。
茶色の斑点
枝先の葉の矮小化。ネットで調べてみたが何が原因かよくわからなかった。

ネット上で調べたところ、葉が白くなっているのは「ツツジグンバイ」の被害のようだ。
葉を裏返すと点々と黒くなっているところにいた。

おそらくこれがツツジグンバイ。
葉の裏に生息している3~5mmぐらいで葉の汁を吸うらしい。
くろい点々は排泄物らしい。

ツツジに関しては農薬を使ってみることにした。

  • ベニカ 害虫対策
  • GFベンレート 病気対策
  • ダイン 展着剤

どれも近所のホームセンターに売っていた。

GFベンレートは病気予防の為ベニカと混ぜて使用する。

ダインは展着剤。農薬を葉に散布しても雨や霧などで流れやすいため、展着剤を混ぜて薬を落ちにくくし持続性を高める目的。

今回はベニカ、ベンレートは2000倍で薄めて使用する。

  1. まず1Lの水をスプレーのボトルに入れて、展着剤を0.1mlいれてかき混ぜる。
    0.1mlはスポイトなどを使用すると便利だ。
    展着剤をボトルに入れてから水を入れると、展着剤が濃いままボトルに付着して混ぜにくくなるので、薄めるときは規定量の水を先に入れておく。
  2. ベンレートとベニカの粉末を1に入れる。
  3. スプレーのふたをしてよくシェイクする。
薬品を全部混ぜ終わったところ。容量2L入ります。

あとは、噴霧をするのだが、ツツジグンバイは葉の裏に生息するため、噴射のノズルを上に向けて茂みのなかに突っ込むような感じで噴霧する。
これで、しばらく様子を見ていこう。

ルリチュウレンジに関しては、目で見つけ次第、葉を切り落として捕殺した。

ちなみに、このスプレーは蓄圧式スプレーで上の突起をスコスコ押して空気を圧縮しておいて、霧を出す。噴霧中なんどかスコスコしないといけないが、それでも一握り一噴射のスプレータイプよりは断然楽です。また、手前のレバーを押して霧が出るが、これはロックできるので、押さえっぱなしで疲れることもない。

また、短いノズルだと茂みの中に突っ込んだりするときに思わぬ毛虫に触れてしまうことがあるので、長いほうがいいでしょう。このスプレーはノズルがいろんな角度に動くので、葉の裏噴霧も問題なくできる。

ということでおすすめです。通販で買いました。

唯一私が使いにくいと思うところは、上のノズル部分と容器の部分がねじ式で分離しますが、容器が絶妙につかみにくい形状です。満タンに入れるとそこそこ重さもあるので、ノズルを装着するときに手が滑りやすいです。容器に薬剤などをいれたら、地面に置いてノズルをはめ、グルグル回して締めるような感じになります。

農薬を購入して薄めて使うのは初めてでしたが、初めから希釈してあっていきなりスプレーできるタイプ(ベニカスプレーとか)がありますが、コスト的には自分で薄めて使用する方が断然いいですね。農薬は液タイプもありますが、コストパフォーマンスはもっといいけど、消費期限内に使いきれないぐらいの量になります。

これでツツジの葉がきれいになっていけばいいですが、定期的に噴霧する必要があるかもしれません。

殺虫剤 ベニカ水溶剤 0.5g×10 浸透移行性
住友化学園芸
殺菌剤 GFベンレート水和剤 0.5g×10
住友化学園芸
展着剤 ダイン 100ml
噴霧器 オートスプレー 2L 蓄圧式 360°可変ロングノズル SAN-2000L
セフティー3

プロフィール

WEB制作、福岡の自営業者。家庭菜園・園芸は趣味でやっております。家庭菜園はトライアル・アンド・エラーの繰り返しで、勉強しています。

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