自宅の庭にドクダミが自生している。
毎年、雑草と一緒にドクダミも刈り取っていた。
ドクダミは、草刈りとしては結構厄介で、引き抜こうとすると茎が固く、手で引っ張ったところでちぎれないので、草刈り鎌を使用して刈り取っていた。
また、地上部だけ刈り取っても、地下茎が残っている限り、翌年には同じように復活する。
根絶させようとするなら、除草剤も使ってもいいだろうが、他の栽培している植物もあるので除草剤の使用は躊躇する。
下の写真は7月に撮影。4月頃に一度草刈りをしていたが、やはり地下茎が残っていて再生してくる。この状態は、真夏の時期はこれ以上伸びず、地上部は秋にかけて枯れていった。
ドクダミは家庭菜園の雑草としては繁殖力旺盛で結構やっかいな雑草としての位置づけだが、薬草としての側面もあり、この際は栽培して、ドクダミ茶を作ることを目標にしてみたい。
栽培と言っても、ほぼ何もしない。気になる他の雑草を取り除く程度。
夏の間、水を与えてたりしたが、地上部はほとんど枯れてなくなってしまった。
ドクダミの生えてたあたりは、他のものを栽培するために結構掘り起こした。
出てきた地下茎は別の場所に植えたり、鉢に植えたりした。
ちなみに地下茎は白く、匂いはドクダミの匂いがします。
このところ、昼間の気温が18℃ぐらいまで上がり、温かい。
ドクダミは土に地下茎を埋めていたが、出芽してきた。
下の写真は、昨年、斑入りのドクダミがいくつか生えていたので、その地下茎を採取し、鉢に植え込んでいたもの。
5月に入り、花も咲き始めている。収穫するのは花が咲いている時期ということなので、そろそろかな。庭の思ったほど大きくはならなかった。陽当りのある場所では、葉が赤くなるようだ。家の軒下あたりから生えてるドクダミは葉が大きく、背丈も倍ぐらいある。半日陰ぐらいがいいのかもしれない。
花の咲く時期に収穫するのがよいとのこと。薬効成分が充実している。
とりあえず、収穫してみた。庭のドクダミは弱々しく茎が細い物が多いので、地上部は一節ぐらい残して収穫した。
この量で180g程度。
一つ一つ丁寧に洗って、ある程度水気をとったあと、ザルに広げてかわかす。
水が残っていると葉が浸ってしまい、茶色の汁が出てきてしまう。この段階で成分が溶けだしてしまうのは避けたいので、水が溜まっているような箇所がないようにする。時々混ぜて確認するといい。
ホコリや虫よけのため、不織布で覆っておく。
これを外に出して、天日干しにする。夜は夜露がつくかもしれないので、室内に退避させる。
数日で水気がなくなった感じで、カサカサしてきた。
ある程度からからになったら、100円均一でも売っている洗濯ネットに入れて、最後の仕上げ。そのまま、竿などに吊るして放置しておく。
プロフィール
WEB制作、福岡の自営業者。家庭菜園・園芸は趣味でやっております。家庭菜園はトライアル・アンド・エラーの繰り返しで、勉強しています。