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カイズカイブキ(ビャクシン属)の赤星病

公開日 2022年4月16日
更新日 2022年10月20日

昨日まで雨が降っていました。本日晴れたのでなにげにカイズカイブキをみていたら、オレンジ色のゼリー状のブヨブヨしたもの?ヒトデみたいなのがくっついている。5箇所ぐらい見つけたが、尖った部分はあるにしろ不定形なものだった。

最初は、アマガエルの卵の類か虫の卵と思った。

これは赤星病というらしい。

赤星病について

主に、ナシやリンゴに寄生するさび病(さび病菌)の一種。ビャクシン類は中間宿主となり、ナシ・リンゴと交互に感染する。ビャクシン属の病害は、春先にオレンジ色の数本の太い触手状の突起をつりり、冬胞子は発芽してその先に担子胞子を生じるがこれ以上の病害はない。

ナシやリンゴに感染したときは重大な病害になることがあるらしく、ナシ産地では条例でビャクシン属の植栽を規制しているところがあるぐらい。

今回の対策

ビャクシン属には大した被害はなさそうなので、そのままにしておこうかと思ったが、ナシ・リンゴを栽培している方にとっては大迷惑になりそうなので、見つけた病変は切り取って処分する。

特に殺菌などはせず。

翌日の少し乾燥した病変部分

雨がふらず乾燥して来ると下の写真のようになっているようだ。

今まで、こういった部分は目にしていた。なにかの花がらか枯れ葉がまとわりついてるんだろうぐらいで気にしていなかった。

これからは、こんな状態のものを見つけたら処分するようにしよう。

プロフィール

WEB制作、福岡の自営業者。家庭菜園・園芸は趣味でやっております。家庭菜園はトライアル・アンド・エラーの繰り返しで、勉強しています。

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