家庭菜園と園芸の記録 > 家庭菜園 > イチゴ > イチゴ(よつぼし)プランター栽培記録<2022年〜2023年>

イチゴ(よつぼし)プランター栽培記録<2022年〜2023年>

公開日 2022年10月18日
更新日 2024年6月15日

イチゴ栽培概要

昨年から栽培していたイチゴ(よつぼし)だが、今シーズンも引き続き栽培をしてみようと思います。前回育てた株は収穫が終わって、子株をとったので、これを栽培する。

また、保険のため新たに苗は購入しておくことにしました。

子株(自宅苗)の栽培

用土・プランター準備
  • 有機培養土、牛ふん堆肥、油かす、有機石灰
  • 65型プランターに3株植える
  • コンパニオンプランツとしてニンニクをイチゴの株間に植える

子株(新たに購入したもの)の栽培

用土・プランター準備
  • イチゴ専用培養土
  • 65型プランターに2株植える
  • コンパニオンプランツとしてニンニクをイチゴの株間に植える

イチゴ栽培記録

2022年10月18日 定植
2022.10.18 撮影
2022年11月1日

プランターに3株植えているものは自宅の株、2株植えているプランターは購入苗です。

プランタースタンド3段でスッキリ!

いままで、イチゴやその他のプランターはいわゆる「犬走り」のコンクリートの上に置いてたが、イチゴの子株をできるだけ育ようとすると65型プランターが10個以上増えてしまう。

どうにか整理できないかといろいろ調べてみるとこの「プランタースタンド900E」がいい感じで使えそう。

近くのホームセンターに問い合わせたら在庫は普通にしていますよということだったので、2つほど購入してみました。

購入時にはこういった感じで袋に入っているので、自分で組み立てます。
工具はいらずはめていくだけということなのだが、バリなどが残っており差し込むのに苦労する部分があった。そういったものはヤスリで削ったりした。

組み立てると三段のプランタースタンドになりました。

2つプランタースタンドを組み立てて、イチゴのプランターを置きました。思ってた以上にスッキリして満足です。

2つ「プランタースタンド」を横に並べると、ちょうど65型プランターは3つほどのせられます。

プランタースタンド 3段90cm幅
2023年1月6日

今は1月だけど花が咲いて実がなっている。

2023年1月6日 撮影

イチゴの葉が枯れる

12月〜1月と寒くなってきましたが、ここへ来てイチゴの様子が変になってきました。

時間が経つと株全体が枯れてしまうという状態のものが出てきた。写真にも展開している葉の縁が茶色くなっていたり、株全体が枯れているものがあるのがわかると思います。

2023年1月6日 撮影
初期の症状をまとめてみると

・展開している本葉の縁が滲んでいくように茶色に変色
・葉は触ってみると健康なものと比べて柔らかい、葉物野菜がしなびているような感じ
・葉の茎は固く、変色のない色、つまり、茎は健康っぽい
・変色した葉をゆすってもなかなかクラウンから外れそうにない

そして株全体に症状がすすむと…

・幼葉も茶色に変色して柔らかくなる
・株全体の葉が茶色で、花も枯れてしまう
・ついにはクラウンだけになる。このときのクラウンは黒っぽい感じ
・株を引き抜いてみると根が茶色から黒に変色。白い根は殆どみられない

といった感じです。

葉の老化の場合は縁が赤や茶色に変化して水分がなくなって枯れ、クラウンからかんたんに外れるのでそれとは異なるようだ。また、炭そ病や萎黄病は症状が異なるようなので、今回の考察からは除外している。

いろいろネットで調べてみると、①肥料過多もしくは不足による生理障害、②水のやりすぎによる根腐れ、③根腐れ病の発生の可能性が高そうだ。

病変したイチゴのクラウンの断面

秋に既に調子の悪かった株を引き抜いてクラウンを切ってみました。

2022年11月22日撮影 根は黒ずんできている
2022年11月22日撮影 クラウンの断面

クラウンの断面は導管のところが茶色に変色してきているのがわかる。もう少し進行したものだと、クラウン断面全体が茶色になっていました。

植え直し(3月)

幸い子株はプランターに植えることができず、ポットに植えてあるままの苗があるので、これを使って植えなおしてみよう。

このポットに残していたものは、ほとんど放置しているが、どれも元気そうでこういった異常な葉の枯れ方はしていない。プランターの構造とか土なども原因があるのでしょうか?ポットは圧倒的に土の量が少ないですし。

また、この時期でもホームセンターにイチゴ苗が売っていたので、それも同時に植えることにしました。

土と肥料

イチゴ専用培養土は今回使用しません。また、野菜培養土として売られているものも自宅に余っていたが、元肥が入っているのでこれも使用しないことにした。

土は赤玉土:腐葉土=7:3 +バーミキュライトを0.5
肥料はイチゴ専用の肥料を規定量

土の配合は赤玉土:腐葉土:ピートモス=6:3:1の配合がオススメされているようです。

2023年4月 収穫

昨年の秋に植えつけたものは、花をつけて収穫ができるようになりました。

2023年7月7日

2023年7月7日 撮影

3月に苗を購入・植え付けたものはもりもりと育ち、葉が茂りました。ただし実はほとんどできていません。ランナーはたくさん伸びています。

春先にイチゴの苗を購入して植え付けるのは、実の収穫を期待するよりは子苗を取るためなら良いかと思います。

実を収穫することを考えると、夏越ししてから寒さに当てて花芽分化→春に実の収穫ということになるとおもいますが、イチゴの夏越しは昨今の夏の猛暑でかなり厳しい印象です。

この夏は株が弱り、病気が発生したり、株の脇芽がいくつか枯れてしまう様になりました。いくらかは生き残っていますが、不安です。

2023年9月

全体的に、夏の酷暑で傷んでしまったものや病気になっているようなものがあります。

2023年9月 撮影
子株を取る準備

春の収穫が終わってからランナーを伸ばしていたので、ランナーをポットで受けました。

2023年9月15日 撮影
イチゴ固定フォーク(固定クリップ)

今年はイチゴ固定フォークを購入してみました。ロットの多いものしかないのかと思っていたけど、100個で販売しているものがあったのでこれを購入しました。

昨年は園芸用のビニールタイを使用してました。これは土に刺すときにぐにゃっと曲がったり、形を整えて指し直したりしていると株を傷つけそうな事もあったのですが、この固定フォークなら簡単にランナーを固定できます。

100Pcs イチゴフォーク プラントクリップ

プロフィール

WEB制作、福岡の自営業者。家庭菜園・園芸は趣味でやっております。家庭菜園はトライアル・アンド・エラーの繰り返しで、勉強しています。

最新の投稿